当店では、オプトメトリー・ビジョン・ケアの専門店として、「ビジュアル・スキル(目の使い方)」と「眼と心身バランスを整える」サポートアイテムとしてのメガネを作成し、健康をサポートすることを目指しております。
ご自分の目の特性について知りたい、目の健康をサポートしたい、目のケアに関心のある方、ご相談ください。当店では視覚機能カウンセリングに基づいて、眼と健康をケアする予防医学的なメガネの作成やビジョントレーニングをおこないますので、一般的な雑貨系・量販系メガネ店と販売方法・料金・検査の時間や手順が異なることをご了承頂ければ幸いです。
視力は「遠方の小さいものがどれだけ見えるか」を1.5や2.0という数値で表します。
視力とは「物体の存在や形状を認識する眼の能力」のことであり、もののかたちを見極める能力であって、正しく判別ができるものが小さければ小さいほど視力はよいとされています。
いくら視力が良くても近くの文字や物などがハッキリ見えているか(調節力)、奥行きを感じているか(立体視)、集中して見続けられるか(調節持続力・輻輳力)、動いている物を素早く追跡できているか(追跡視)など、変化する生活環境下での情報を「力み」や「過剰な緊張」がなく、楽に脳に入力できる快適な眼の使い方をしているかどうかは判断できません。
視力が良くても、眼に映った情報を正確に楽に脳に伝えるためには、両眼の「調節筋」と「外眼筋」の二種類の筋肉がうまく協調して働く必要があります。眼鏡やコンタクト、レーシックや白内障手術で視力が矯正されても、両眼の視機能バランスが崩れていると悪質なビジョンストレスを引き起こし、視力低下や眼のさまざまな不調を起こす原因となり、心身の健康や行動に影響を与えます。
一般にはピント合わせ(レンズ度数)のみの調整で作られるメガネがほとんどです。
「よく見える」よりも「長時間眼を使っても疲れない」のが「良いメガネ」なのです。
メガネは単に左右の視力が「よく見える」という単純なものではなく、お客様の使用目的に応じて、快適な眼の使い方(両眼視機能)ができるよう眼鏡技術者が検査測定・調製し、アフターメンテナンスしていく必要があります。
よく見えていても眼球の筋肉に「力み」や「緊張」を強いる見え方や眼の使い方は自律神経のバランスを崩すことがあります。眼は自律神経との関係が非常に深い臓器の一つで、快適で良質の見え方は、自律神経のバランスを安定させ、心と健康を健全に保つといわれています。
「良く見えるけど疲れやすい、集中できない」など視力表だけではわからない違和感や疲れのある人は、
両眼視機能検査でご自分の眼のクセを把握し、眼の使い方とメガネで改善していくことをおすすめします。
□肩こり・頭痛・涙目・高血圧・胃痛。
□集中力がない。
□文字がすらすら読めない。
□疲れやすい・まぶしい・めまい。
□物が二重に見えることがある。
□遠近感が時々狂う。
□ボールやラケットに当たるタイミングがずれる。
□目標とする方向と体の向きが合っていないようだ。
□いつも力んでしまう。または力を抜けと言われた。
①脳(情報処理)のストレス→ピント合わせのストレス
②眼の筋肉(肉体のストレス)
毛様体筋、外眼筋の緊張が高くなりすぎたり、両方の眼が均等にバランス良く協調しないとストレスが発生し、頭痛、肩こり、自律神経のバランスをくずすこともあります。
「視力が落ちて、後頭部や肩がこってくる」というレベルではなく、全身的な血流障害にまで行き着くことを知っておいてください。
免疫学・安保徹博士『疲れをためさせない生き方』P89より
①眼の疾患(病気)がなく、十分な視野があること。
見ようとするものを
②鮮明に(ボヤけなく)
③単一に(二つにブレてない)
④楽に(無理な負担がかかっていない)見ることができる状態。
①のケースは、弱視・斜視や眼疾患の発見・治療のための医学的な検査、眼科医の診断・治療が不可欠です。 ②~④のケースは眼鏡店で対応できる眼鏡処方テストやトレーニングで、ビジョンケアサービスが提供できます。
①調整力(ピントあわせ)に負担をかける屈折異常
②調節機能
A.調節力の強さ・弱さ B.調節反応の弱さ C.調節維持の弱さ
③両眼視機能
A.寄せる筋力の強さ・弱さ B.遠くに眼を向ける力(開散力)の強さ・弱さ C.基本的内斜位タイプ D.基本的外斜位タイプ E.上下両眼視機能低下
④眼球運動機能が弱い
これら両眼視機能(2つの眼の協調)の問題を見落とすと、視力検査だけで調整するメガネを何度作り変えても快適にはなりません。